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お子さんは正しい方法で勉強していますか?

例題の説明を聞いた後に数値替えの類題を解くときに、
黒板の解法を見ながら解くお子さんが結構います。
数を置き換えて答えを導いているわけですが、
その方法で正解に達した場合でも、
本人はしっかりできるようになったつもりでいます。
でも、大人からすれば、
それでは「わかった」「できた」とは言えないことは明らかです。
腑に落ちたときは何も見なくても同じ問題(含、数値替え問題)なら
解けるようになっているはずです。

塾では板書を写していないお子さんがいる場合もあるので、
板書をしばらく残しておかざるを得ません。
そうすると、黒板を見ながら問題を解いても力はつかないと言っても、
必然的に黒板を見ながら問題を解くお子さんが出てくるわけです。
(サンヒョクのお父さんのように
すぐ板書を消してしまうわけにはいかないのです。
……冬ソナのあのシーン覚えていますか?)
個人指導の場合は前の問題は見えないようにしてやってもらいますから、
そういうことはありませんけど…。

考えてみると、自分が問題を解くときは、
「ここはこうなるでしょ。だから、こうなって…」みたいに
頭の中で説明しながら解いていますね。
まるで、自分に説明でもするみたいに。
(勿論、言葉にしているわけではありませんが。)
そうすることによって、自分の理解度を確認しているわけです。

理解していなければ説明できませんし、
説明できなければ使えません。
使えなければ応用できません。


お子さんの勉強方法は間違っていませんか?
もし、間違っているのなら、早い段階で修正しないと、
いくらがんばっても全部無駄になってしまいます。
手遅れになる前に正しい勉強の仕方を教えてあげてください。



最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
感謝いたします。
あなたにすべての良きことが雪崩のごとくおきますように(祈)。

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4年(新5年)、5年(新6年)の生徒さんを募集いたします。

以前にも書いたのですが、
勉強は「分かる→できる→慣れる」の
ステップを経て身につけていくものです。
そして、塾の講師の仕事は、
お子さんを「分かる→できる」の状態にして帰すことです。
お子さんには家庭学習を通じて
「慣れる」の状態に進んでいただきます。
でも、実際には、全部のお子さんを
「分かる→できる」状態にして帰すのはものすごく困難です。
多人数、少人数の指導を問わず、
また、学力別クラス編成をしていても、
それは困難です。
教科ごとのクラス分けをしている塾は多くはありませんし、
それをしていても、
人間には得手不得手っていうものがありますから、
どうしても、単元ごとに、
理解の深さ、速さに差が出てきてしまうからです。
でも、だからといって、塾では、
理解の遅いお子さんだけに寄り添っていることはできません。
ですから、どうしてもお子さんごとに
「分かる→できる」のレベルに差ができてしまいます。


私は、人間の脳力には差はないと思っています。
成績の芳しくないお子さんにはそれなりの理由があります。
語彙が少なく問題文の内容を理解できないお子さん、
思考の速度がクラスの他のお子さんより遅くて
授業のスピードについていけないお子さん、
勉強が作業になってしまっているのにそれに気づかないお子さん、
理由はいろいろ考えられますが、
それさえ克服できれば成績は上がっていきますし、
それは努力次第で克服できるものだと思います。
人間の能力は環境で決まるものだと思います。
すでにできてしまった能力の差は、
環境を変えることによって縮めることを考えましょう。
コツさえわかれば、あとは一人でやっていくこともできるでしょう。


個別指導は相性が大切です。
私がすべてのお子さんを成功に導けるとは思っておりませんが、
一人でも多くのお子さんのお力になれれば幸せです。
良いご縁に恵まれますように(祈)。


最後まで読んでいただきましてありがとうございまず。
感謝いたします。



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プロフィール

新鮮太郎

Author:新鮮太郎
プロ家庭教師、
中学受験進学塾講師

塾での担当教科 算数

指導歴 30年超

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