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試行錯誤の方法を身につけよう

塾の授業は、基本的には理由を説明しながら答えに至る道筋を見せます。
子どもたちはそれを見て、自分で演習することでその解法を身につけます。

ただ、これだけでは子どもたちの中には試行錯誤の方法が身につかない子も多くいます。
というより、ほとんどの子は身につきません。
塾の授業だけで試行錯誤の方法を身につけて、算数が得意になるという子は少ないと考えてください。

子どもたちは試行錯誤の方法を知りません。
ほとんどの子どもたちは、見せられた解法を一つの知識として獲得します。
だから、新しい問題に出合ったときに、
持っている知識を活用して答えに辿り着くことができません。
というより、そうしようとすることすらしません。

多くの子どもは、試行錯誤の練習をする必要があります。
ただ、いくら塾の授業で先生が試行錯誤をする見本を見せても、
子どもたちがそれを真似して、自分で試行錯誤する練習をしなければなりません。
それをしない限り、いつまでたっても算数は得意教科にはなりません。

算数が苦手なお子さんには、一緒に試行錯誤の練習をしてあげてください。
ひっかかるところは一人一人違いますから、
試行錯誤のやり方は一人一人違います。
お子さんがひっかかったところでそこから抜け出す方法を練習させてあげましょう。

時間はかかるかもしれません。
でも、時間をかけて試行錯誤の方法を習得しない限り事態は変わりません。
できるだけ早い時期から根気強く試行錯誤の練習をしてあげてください。

一旦試行錯誤の方法が身につけば、あとはひとりでどんどん力をつけていくことができます。

いつ、解法を覚える勉強から抜け出しますか?




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常に「なぜ?」を考えよう。

まもなく夏休みも終わります。
過去問演習も始まり、
入試本番がぐんと近づいたような気がする時期です。

本番が近づくと気持ちが焦り、
勉強も上滑りになりがちです。

過去問演習が始まっても、
大事なのは理解です。
算数でも一番大切なのは理解です。
「なぜ?」を大事にしてください。

勿論、記憶は必要ですし、
記憶に伴う理解があることも否定はしませんが、
理解に伴う記憶の方が定着率は確実に高いと言えます。

やることが目的になったり、解法を覚えたりといった勉強は謹みましょう。
一歩ずつ確実に前進することが合格に近づくコツです。

1日の最後には、その日にやった勉強の復習をしましょう。
その日に学習した内容はきちんと理解できていますか?
その日に学習した問題はスラスラ解ける状態になっていますか?

細目に振り返り、一つずつ確認しながら勉強を進めてください。



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過去問演習と家庭教師

家庭教師の指導の内容はお子さんにより異なりますが、
過去問の演習が始まると、指導内容は大きく変わり始めます。

基本的な知識が入っているお子さんは、
問題の攻略の仕方の指導が中心となりますが、
基本的な知識が不足しているお子さんの場合、
問題の攻略の仕方とともに知識の穴埋めも必要となります。
必然的に扱うことができる過去問の数も限られますが、
それはやむを得ないことです。

無闇に先を急ぐことなく、その場その場で必要なことをやり続けましょう。
最終的に本番に間に合うことを目標としましょう。

いずれにせよ、過去問演習を始めるまでに基本的な知識を完璧にすることを目標にしましょう。
慌てて過去問を始めても、基本的な知識が十分ではないときは、
結局、時間がかかるので、能率はあがりません。

今、やるべきことは何ですか?



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佐藤可士和流コミュニケーション術

1 人の話をちゃんと聞く
2 話の本意を読み取る
3 自分の考えを正確にまとめる
4 相手に分かりやすく伝える

アートディレクター佐藤可士和さんが
仕事をするときに意識していることだそうです。

自分が考えていることを相手に伝えることはとても難しいことです。
だから、佐藤さんは、ほとんど伝わらないという前提で仕事をするそうです。

塾の先生の話もなかなか子どもたちに伝わりません。
勿論、先生も分かりやすく伝える意識で話をします。
でも、自分が分かりやすいと思っていることと
実際に子どもたちが分かりやすいこととは、
必ずしも一致するとは限りません。
最短距離で解ける合理的な方法も、
分かりやすい方法とは限りません。
もし、先生の意識がちょっとでもずれていると、
子どもたちはなかなか理解できません。

しかも、大人数で行う授業では、
全員が完全に理解することはまずありません。

塾で理解できないところは必ずフォローしましょう。
お子さんが理解できていなくても、
それはお子さんの頭が悪いからではありません。
(たまに、お子さんが先生の話を聞いていないということもありますが…。)
一生懸命聞いても分からないときは、
先生の説明が下手なんだくらいの開き直った気持ちでいきましょう。



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プロフィール

新鮮太郎

Author:新鮮太郎
プロ家庭教師、
中学受験進学塾講師

塾での担当教科 算数

指導歴 30年超

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